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人間学を学ぶということ ~人として大切なものを忘れないために~
先日、人間学を学ぶ月刊誌『致知』2026年11月号を読んでいて、心に深く残る文章に出会いました。
その中で紹介されていたのが、東洋思想家・安岡正篤師の「人間学」に対する考え方です。
私たちは日々、仕事に必要な知識や技術を身につけ、少しでも成長しようと努力しています。
もちろん、それは大切なことです。
しかし、知識や技術を磨くことと同じくらい、人としての心を磨くことが大切なのではないでしょうか。
そんなことを改めて考えさせられました。
人間学とは何でしょうか。
人間学と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
しかし、私は決して特別な学問ではないと思っています。
例えば、
- 人に対して誠実であること
- 感謝の気持ちを忘れないこと
- 相手の立場になって考えること
- 自分の過ちを素直に認めること
- 困難なときにも諦めず努力すること
- 謙虚な姿勢で学び続けること
どれも当たり前のように思えることばかりです。
しかし、その当たり前を日々実践することは、決して簡単ではありません。
人間学とは、こうした人として大切なことを学び、自分自身の生き方に反映させていくことではないでしょうか。
経営にも、人間学が必要だと思います。
私は日々、さまざまな経営者の方々とお会いする機会があります。
経営には、数字を読む力、判断する力、将来を見通す力など、多くの能力が求められます。
しかし、それだけで会社が成長するわけではないと思っています。
従業員を大切にする心。
取引先への感謝。
約束を守る誠実さ。
そして、自分自身を律する姿勢。
こうした人間としての土台があってこそ、周囲からの信頼が生まれ、会社の成長にもつながっていくのではないでしょうか。
どれほど優れた知識や能力があっても、人としての信頼を失ってしまえば、その能力を十分に生かすことは難しくなります。
経営を学ぶことは大切です。しかし、経営者自身が人間として成長し続けることは、もっと大切なのかもしれません。
人間学に終わりはない。
今回の『致知』11月号では、人間学を学ぶことの大切さとともに、その学びを次の世代へ伝えていこうとする姿勢が紹介されていました。
特に心に残ったのは、長年にわたり学び続け、その教えを若い世代にも伝えようとする方々の姿です。
人間は、年齢を重ねれば自然に人格が磨かれるというものではないと思います。
いくつになっても、学ぶことをやめれば成長も止まってしまいます。
反対に、何歳になっても自分を見つめ直し、素直に学ぶ姿勢があれば、人は成長し続けられるのではないでしょうか。
そして、学んだことを自分だけのものにせず、次の世代へ伝えていく。
そこにも、人間学を学ぶ大きな意味があるように感じます。
最後に ~人として成長し続けたい~
私自身、まだまだ未熟なところばかりです。
日々の仕事や人との関わりの中で、反省することも少なくありません。
だからこそ、知識や経験だけに頼るのではなく、人としての心を磨き続けたいと思っています。
仕事ができる人である前に、信頼される人でありたい。
成功することだけを目指すのではなく、周囲の人を大切にできる人でありたい。
そして、次の世代に何か一つでも大切なものを残せる人間でありたい。
人間学とは、より良く生きるために、生涯をかけて学び続けるもの。
今回の『致知』を通じて、その大切さを改めて感じました。
忙しい毎日だからこそ、ときには立ち止まり、自分自身の生き方を見つめ直す時間を大切にしたいものですね。
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参考:月刊『致知』2026年11月号(致知出版社)
本記事は、同誌に掲載された人間学に関する文章を拝読し、私自身が感じたことをまとめたものです。