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やる気は、脳の仕組みで作れる
私たちの脳は、不思議なほど「目的」に反応する仕組みを持っているそうです。
たとえば、「新しい車がほしい」と思った瞬間、街で同じ車ばかり目に入るような経験はないでしょうか?
これは、脳の中にある“情報のフィルター”が、あなたの関心に合わせて情報を選び取っているからです。
目的を設定すると、脳は「今の自分に必要なこと」を自然と探し始めます。
そして、前頭前野が活発になり、集中力や判断力が高まっていきます。
行動が具体化し、結果的に「動ける自分」へと変わっていくのです。
さらに、少しずつ前進していると、脳は ドーパミン という“やる気ホルモン”を分泌します。
このドーパミンが、「もう少し頑張ろう」と背中を押してくれます。
つまり、目的を持つことで脳の報酬回路が働き始めるのです。
大きな夢でなくても大丈夫です。
「今月は○○をやり遂げたい」「今日は少し早起きしてみよう」
そんな小さな目的でも、脳はしっかりと反応します。
目的があると、脳は「何を選ぶべきか」「何に集中すべきか」を理解し、
自然とエネルギーを集中させてくれます。
目的を持つことは、脳を味方につけること。
方向を決めるだけで、情報が集まり、行動が変わり、気持ちも前向きになります。
小さくてもいいのです。
「自分はどこへ向かいたいのか」を、今日少し考えてみましょう。
それが、あなたの脳を動かす最初のスイッチになりますよ。