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数字が変わる前に、行動が変わっている
税理士という仕事をしていると、毎月たくさんの会社の数字を見ることになります。
売上が増えた。
利益が減った。
経費が増えた。
資金繰りが良くなった。
私たちは、どうしてもこうした「数字」に目が行きます。
もちろん、経営において数字はとても大切です。
私自身、税理士として数字を正確に把握することの重要性を、日々お客様にお伝えしています。
ただ、長年いろいろな経営者の方と接している中で、最近改めて感じることがあります。
それは、
「数字が変わる前に、必ず何かの行動が変わっている」
ということです。
例えば売上が伸びた会社を見てみると、突然売上だけが増えたわけではありません。
その前に、
新しい営業を始めた。
お客様への対応を変えた。
社員との関わり方を変えた。
新しいことを学び始めた。
今まで後回しにしていたことに取り組んだ。
そんな小さな「行動の変化」があります。
そして、その行動を続けた結果が、少し遅れて「数字」として表れてきます。
逆に言えば、数字だけを変えようとしても、なかなか変わらないのかもしれません。
売上を10%増やす。
利益を○○万円増やす。
目標として掲げることは大切です。
しかし、本当に考えなければならないのは、
「その数字を実現するために、明日から何を変えるのか?」
ということではないでしょうか。
私自身、これまで税務や財務を中心に経営者の方々と関わってきましたが、最近は「人はどうすれば行動を変えられるのか」ということにも強く興味を持つようになりました。
現在、脳科学や心理学、コーチングなどについて少しずつ勉強を進めています。
知識を得るだけではなく、実際の経営の現場でどのように活用できるのか。
そして将来的には、
「財務・数字を見る」だけでなく、「行動を変え、その結果として数字を変えていく」
そんな支援ができればと考えています。
まだまだ私自身も勉強の途中です。
ただ、数字を長年見てきた税理士だからこそ、「数字の手前にあるもの」に目を向けることにも意味があるのではないかと思っています。
会社の数字を変えたいと思った時。
一度、
「では、自分は明日から何を変えるのか?」
と考えてみる。
大きな変化でなくてもいいと思います。
ほんの小さな行動の変化が、半年後、一年後の数字を変える最初の一歩になるのかもしれません。